1月21日 天体の音楽(1868年)
音楽家初日が、いきなり指揮者って、そんなのアリ?!
ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ、天体の音楽がウィーンで初演された日です。
紀元前の哲学者、ピタゴラスは天体の運行が人間の耳に聞こえない音を発しており、宇宙全体が一つの大きなハーモニーを奏でていると考えていました。
1863年、ウィーン大学の医学生はピタゴラスの考えを引用し、医学舞踏会のテーマを「天球の音楽」と決定し、シュトラウスに依頼します。彼はこれを受けて、「天体の音楽」という曲を作り、初演されました。
この日会場全体が星をちりばめた青色の絹布で飾りつけられていたと言われ、大成功を収め結果として、これが彼の代表作ともなったのです。
彼は当初、理科系工学技士の道を歩んでいたのですが、兄が倒れた事で、代役として指揮を務めた事から音楽家としてデビューを果たしました。
目の前に起きた出来事の感情にとらわれる事なく一歩前に出た事で人生が大きく変わったのですねぇ。
1/28にご登壇頂く方々も、一歩を踏み出したから変わりました。
その手法や考え方は、あなたの人生を大きく変えます。目の前の出来事を活かすか否か。
全てはあなた次第。
お楽しみくださいませ。
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