2月8日 メンデルの法則発表(1865年)
天才はどこに視点を置いているの?
グレゴール・ヨハン・メンデルによって報告されたもので、
遺伝子学を誕生させるきっかけとなった法則です。
彼は司祭として修道院の生活を始めた頃、エンドウマメは品種改良の
歴史があり様々な形質や品種があり、人為的な交配が行いやすい事に
気が付きました。
実際に観察してみると、背の高いものと低いものがある事に気が付き
背の高いものどうし、低い者どうしに分け、種子を集め、翌年それを
同じエリアで別々に育てました。これを数年続ける事で、
「必ず」背が高くなるエンドウを育てる事や
「必ず」背が低くなるエンドウを育てる事に成功したのです。
これにより、親の双方から遺伝子を受け継がれるという事を報告したのです。
今でこそ当たり前だと思う事。
これらは先人が、「???」と疑問を投げかけ、検証した結果です。
疑問と仮説と検証。これらが新しい世界を産むのですね。
みなさんの「???」は何ですか?
それを放置するのではなく、何かひとつ突き詰めてみると、
セレンディピティを活かす素地ができあがりますよ。
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