5月12日 ラジウム発見(1898年)
キュリー夫人が、パリの大学研究室でラジウムを発見します。
発見したらすぐに学会で発表する事が大切だと気づいていた彼女は、
半年間で必要な調査を行い、発表にこぎつけました。
1990年代以前は時計の文字盤などの夜光塗料としてこのラジウムが利用されていました。
当時、ラジウムは時計に手作業で塗られていたのですが、
作業を行う女性労働者は放射能を持つラジウムの付いた筆を
ペロペロと舐めて穂先を整えていたのです。
これにより時計の生産に関わる女性たちの間で
ラジウムが原因と思われる病気が多発し、
次々に死亡してしまったのです。
時計工場の女性労働者は訴訟を起こし、ラジウム・ガールズと呼ばれました。
この訴訟は従業員が会社を訴える権利を確立させた最初の例となりました。
キューリー夫人が調査を行った研究室は、
倉庫兼機械室を流用した暖房さえ無い粗末なもので、
訪問したある学者は「ジャガイモ倉庫と家畜小屋を足して2で割ったようなところ」
と揶揄されます。
どんな環境におかれていたとしても、自らの探究心を大切にし、
自身の想いを貫く。
その結果、彼女の2度のノーベル賞受賞があるのかもしれません。
目の前に起きている偶然は、あっと言う間に通り過ぎてしまいます。
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