1月2日 二重橋での事故（1954年）
一般参賀が元旦ではなく、2日の理由とは？
皇居一般参賀者は、1948年より、毎年1月2日と天皇誕生日などのタイミングで行われています。1954年にはこの正月での行事が知れ渡たったことから、多くの人が集まりました。ま午前9時に集まり始めた人たちは午後3時までになんと、38万人の人が集まったのです。
にも拘わらず、警備に関してはわずか221名。皇居警察は11時半頃に丸の内警察署に連絡を行い予備隊の出動を要請しました。両警察は群衆整理用のロープを張り入門を制御しようとしましたが、後方からの圧力で前の方に押された参賀者は、ロープとの間に挟まれてしまいました。そこで、自力でロープを持ち上げて、すり抜ける人が出たのです。さらにその結果ロープの高さが上がり、最前列者はロープで首が絞められる事に・・・・
そこでロープを下げた結果、70名～80名が押し出され、将棋倒しとなってしまいました。その結果16名が亡くなってしまう大事故となってしまったのです。
警備に関しては、この事件を機に警察は人が多く集まる場所での警備を「雑踏警備」として、注意するようになりました。
今日も一般参賀が行われると思いますが、行かれる方は慌てることなく、一日をお過ごしくださいませ。DJポリス・・・居るかな？(^^)/
ところで一般参賀は、なぜ2日になったのでしょうか？
皇室では1月1日は、大きく3つの行事があるそうです。
四方拝（しほうはい）
歳旦祭（さいたんさい）
新年祝賀の儀 など・・・
午前5時ころから行うそうですから、大変忙しそう。だから2日なのでしょうね。
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