6月16日 ローザンヌ会議(1932年)

1919年に締結されたヴェルサイユ条約。

高額な賠償金は

・1924年に返済方式が緩和され、

・1929年にも賠償金額が低減され

・さらに1931年の支払いは猶予されます。


しかし世界恐慌の影響にもより、その後もドイツ経済が好転しないため、賠償金の支払いが出来ないことを話し合う会議がローザンヌ会議です。(スイスのローザンヌで開催された)

この会議では事前にアメリカ側が大きな譲歩をする予定だったのですが、譲歩しなかったため、これまで賠償した金額(総額の1/8)にプラスして30億金マルクで決着をつける結果となりました。

裏をかかれたドイツでは、ヒトラーが首相に就任し、支払いを遂行せず(^^;。支払ったら自分たちがどうなってしまうか、気づいていたからなんでしょうね。


「居直ること」を「ケツをまくる」ともいいます。

ドイツは、居直り、虎視眈々と次を狙いました。

江戸時代の日本なら時代劇などで見かける「煮るなり、焼くなり、好きにしやがれ」という感じでしょうか?

現代に生きるあなたはどちらを選択しますか?

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