1月18日 東北・上越・成田新幹線の基本計画(1971年)

今から35年前に存在した運輸省の新幹線の基本計画です。

東北新幹線、上越新幹線は、実現しておりますが、成田新幹線という

のもあったのですね。


計画では東京駅から千葉県成田市の新東京国際空港までを結ぶ予定

だった新幹線で、1976年の開業を目指して建設されていました。


先行工事は、1974年から着工されていましたが、経由地の住民の

反対や、空港開港反対者らの反対などがあり、用地買収なども

ほとんど行う事ができず、暗礁に乗り上げてしまいました。


さらに、東京都知事、千葉県知事も問題点の指摘をしたため、

1983年(空港開港から5年後)に成田新幹線の工事は

凍結されたのです。


確かに、速さという点で空港にアクセスできるのは良いかもしれ

ませんが、実際に新幹線である必要があったのかどうかは疑問です。


今では、JRによる成田エクスプレスと京成成田空港線による

スカイライナーなどが運行されており、都会から1時間以内で

アクセスが可能です。


もし新幹線を通していたとなると、過剰な投資として、

国鉄側にとっても負担は大きかったかもしれません。

(ちなみに、国鉄分割民営化は1987年です。)


こういった問題は、数々あると思うのですが、実際には誰が責任者か?

という事が成功へのカギを握ると考えます。


最終的に誰が最後まで責任を持って業務を遂行するのか?これにより

当事者意識が高まり、よりよい物を作ろうと考える事でしょう。


しかし、責任者が今回の様な運輸省の大臣の場合は、数か月~数年で

担当が変わってしまうため、責任の所在がはっきりしません。


そう言った意味で、無くなって良かった案だったと言えます。

あなたが自分のプランを考える場合、全て自分で責任を持ちますよね?

だからこそ、実現したいことが実現できるのですね。


1月28日のセレンディピティのイベントは、自分に責任を持ったから

実現できた4人にその方法を解き明かしてもらいます。


彼らは全員、目の前の偶然を活かしたから・・・

これを知れば、あなたも幸せへの道筋が見えてくるに違いありません。

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